ゲームに学ぶ人生観【真女神転生4】ラグジュアリーズとカジュアリティーズ
私の大好きなゲームで
真女神転生ってのがあります。
その最新作が先月発売されて
私は一心不乱にやりこみました・・・。
年中無休/送料無料&無料ラッピングアリマス/TS優良認定取得済【新品】[3DS]真・女神転生IV メガ… |
このシリーズは
とにかくリアルなんです。
精神的にっていうか
世相を映してるっていうか。
で、今回すげぇリアルだと思ったのが
タイトルにあるラグジュアリーズと
カジュアリティーズの関係と思考です。
いわゆる、階級制度を表しているのですが
ラグジュアリーズは貴族階級で
カジュアリティーズは市民階級です。
で、当然というかなんというか
ラグジュアリーズはカジュアリティーズを
こき使う事しか考えてません。
で、カジュアリティーズもカジュアリティーズで
それで当然と思っているというか
全く疑問を感じていないというか・・・。
さらに、思考まで放棄しています。
「まぁ、ラグジュアリーズが指示をくれるだろ~」とか
「頭を使う事はラグジュアリーズに任せればいいや」とか。
これって、何かに似てませんか・・・・???
私は、経営者と社員の関係に
すごく似ているな、と思いました。
もっと言ったら国と国民。
つまり、支配するほうもするほうですが
支配されるほうもどうかしてるんです。
貴族は市民に支配されてると
感じさせないようにコントロールしている。
その結果、現状に疑問を持つことなく
言われるがままの兵隊に育つわけです。
それだけならまだしも、
自分で考えもせずに決断まで丸投げして
貴族たちに依存しきってます。
だから、さらに
管理しやすくなっているんです。
まさに、ダメなサラリーマン思考!!
しかし、その管理も終わりが来て
市民の一部は暴動を起こすようになります。
市民が自らの権利に気づき、
貴族相手に文句を言い始めます。
で、自らの権利を考えるきっかけが
本を読んだ事だった、と。
要は、知識を得たが為に
自ら考え、異常に気付いたのです。
まさに、サラリーマンが自身の搾取に気づき、
自己啓発本や稼ぐ系の教材を読んで
「おかしい!」「自分はもっと稼げる!」と
気づき、独立するのと似てますね。
ちなみに、このゲームの中では
本は市民に与えられてません。
世界を変えたいと思ってる人が
あえて市民に本を配ったのです。
つまり、貴族は市民を管理する為に
本、というか情報を与えていなかったのです。
これもまた、似てますね。
「独立してもうまく行かない」
「リスクが高い」
「食えなくなるぞ!」
「今さらそんな事してもダメだ」
そんな歪んだ情報が支配的で
正しい情報を与えられていない。
なんとか会社員でいさせるように
洗脳されてる、現代と一緒ですね。
さらに最近は、就業規則すら
満足に見れない会社も多いようです。
権利を知られたくないんでしょうね。
うーん、このご時世にこの内容、
かなりリアルなゲームです・・・。
なんだか色々と考えさせられるゲームでした。