弱い犬ほどよく考える！？
私と同じぐらいの時期に、せどりを始めた方と
先日久々に、話をしました。
同じ地域のせどらーなので、顔を合わせる事は
たくさんあったのですが、
話をしたのは超ひさびさ。
で、話を聞いて思ったのですが、
同じぐらいの時期に始めたのに
随分と差がついたなぁ、と思いました。
私は具体的な数字を出さないで
話をしますし、彼もハッキリいくら、とは
言わないですから、正確な結果ではありませんが、
恐らく彼の何倍も私は売ってます。
利益も何倍もあります。たぶんですけどね。
じゃあ、彼は無能なのかというと、
絶対にそうではありません。
むしろ、本に対して深い知識をお持ちで
私なんて足元にも及びません。
とくに文庫や小説、コミック等は
もうリストいらずで頭に完全に
インプットされてるそうです。
そんな古本のプロより
ど素人の私の方が稼げるのはナゼか？
それは、私が素人だったからです。
私のような素人は、プロには目利きで勝てません。
当然、勝つために何をすべきかを考えます。
その結果、105円だけではなく
プロパーや雑誌、CD、DVD、ホビー、と
仕入れジャンルを広げていったんですね。
ど素人なんで、プライドもこだわりもないんですよ。
そのぶん、稼ぐ為には何をするべきか？に
考えを集中できるんですね。
さらに、ど素人であるがゆえに、
プロと戦わなくてもすむ土俵を
探す努力をするのです。
この古本のプロである彼は
深い知識とプライドがあるがゆえに、
言い換えると古本のプロであるがゆえに
105円の棚から抜け出せなかったんです。
結果として、競争が熾烈な土俵、
つまり新規参入が容易で素人と玄人の
差がツールで埋まっちゃうような土俵である
105円棚で勝負を続けてしまっている、と。
別に、それがダメだという訳じゃなくて、
稼ぎたいならわざわざ競争が熾烈な
105円の棚だけじゃなく、
もっと競争相手が少ない土俵を選んで
せどりをすれば楽なのに、と思いました。
まぁつまり、素人である事を自覚している方が
自分の頭でよ～く考えて、
より有利な土俵を探して戦う努力をする、と。
で、その習慣があれば、自分が玄人になった時には
より多く稼げるようになる、という事です。
