新人せどらーが消えていく理由
もう今年もあと半年ですか。
早いもんですねぇ。
せどり的には、1月とか2月ぐらいから
新規参入組が増えるように感じてます。
しかし、その多くは夏を待たずに
消えていくのです・・・。
だから、新規参入組を恐れる事はありません。
なんで彼らは消えていくのかというと
せどりというビジネスをナメてるからです。
せどりは、簡単なビジネスと言われています。
実際、やる事は簡単ですよね。
ブックオフとかの中古店に行って
携帯でサーチするだけですから。
でも、それをビジネスとして
管理するのは簡単じゃありません。
つまり、キャッシュフローの
管理は簡単じゃない、という事です。
商品によって売れるスピードも違えば
利益率も利益額も違う。
様々な要素が組み合わさって
結果が出てくるわけです。
せどりがバカでも出来る、
超簡単なビジネスだったのは
ブックオフの単Cだけで
ドカドカ仕入れが出来た
超初期の頃だけです。
単Cの仕入れだけなら
仕入れ単価は決まってるんですから
後は数の調整だけじゃないですか。
それならバカでも出来ます。
でも、現代のせどりは
様々な商品を扱いますよね。
単Cだけじゃなくて
雑誌や単プロパー、CD、DVD、ホビー、
さらには家電や輸入品とか。
その商品ごとに特徴があり
キャッシュフローに与える影響が
全然違うわけですよ。
それなのに、せどりは簡単と思ってる人は
全部ごちゃまぜにして考えちゃう。
本と同じ感覚で、CDやDVDに
取りかかってしまうんです。
そして、お金が回らずに消えていく・・・。
これが、新人せどらーが消えていく
鉄板パターンです。
ていうか、CDとかを扱い始める時の
考え方が問題なんですよね。
本で始めたけど、取り合いになって
全然仕入れられないから、CDをやってみよう。
そう考えてCDに手を出したら、
間違いなく消えていきます。
だって、本よりも単価が高くて
回転率も低いんですから。
キャッシュフローが
必ず悪化します。
それに対応できなくて、
せどりをやめてしまいます・・・。
ていうか、本ですら利益が出せてないのに
なんでCDでなら利益が出せると思うのか？
ま、たまにいますけどね、
そういうCD向きの人も。
でも、そういう方は
最初からCDをしているはずです。
まずは本、と決めて
本から取り組んでいるのは
本に対する知識や取り組みやすさ、
もしくは教材等から得たノウハウを
自分が持っているからでしょう。
であれば、まずは本で結果を出してから
他の商品を始めるべきでしょう。
それまでは、本を徹底的にやって
ビジネスの流れや商品の売れ方を
徹底的に身につけるべきですね。
本は儲からない、という理由で
他の商品にすぐ移る人は
何をやっても利益は出せません。
本で始めて、利益を再投資しきれないから
CDもやってみよう。
この考えなら、成功します。
ですので、まずは最初に取り組んだ商品で
結果を出す事に集中すべきですね。
その後、利益を回しきれなくなってから
他の商品にチャレンジすればいいでしょう。
その際、きちんと管理表をつけて
ビジネス全体の数字を
きちんと把握する事。
そうしないと、急激な単価の上昇に
押しつぶされてしまいます。
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